【実録】ブラック企業体験談【うつ病で退職】

ブラック企業体験談

私は鬱病になり退職を余儀なくされました。

今では復活し、やりがいのある仕事と充実した日々を送っています。

ブラック企業に勤めている、もしくはブラックな雰囲気を感じている、今まさにその中で耐えているという方

に向け、私自身が受けてきたブラックなエピソードをランキング形式(ベスト3)

でお送りしたいと思います。

この記事の見出し

1.ブラック企業体験エピソード ベスト3

2.まとめ

3.さいごに

ブラック企業体験エピソード ベスト3を発表

私の実体験でベスト3を発表します。本来はワースト?かもしれませんね。

記憶から消し去っているものもあると思います。

今思い返して辛かったなとすぐ浮かぶものからランキング形式で発表していきます。

この記事を読んで、私の方がマシだと心の落ち着かせていただくのも良いですし

もっと酷いからすぐ会社を辞めようと決心していただく比較材料として読んでみてください。

第1位 SNSによるハラスメント

当時の私は管理部門として店舗マネージャーのような仕事をしていました。

その中で役職手当はついていませんでしたが、リーダーの立場を与えられていて

部長の下のポジションで毎日売上を報告するという役目がありました。

店舗の売上が決まるのは当たり前ですが、閉店してからとなります。

そこから客数だとか、客単価だとかを計算します。

その他、一日の入店の状況やライバル店舗の売上がどうか

百貨店の中の店舗であれば、フロアの客入り、前年比等々、を調べます。

当時はその内容をLINEで報告するシステムになっていました。

売上の良い日はまだいいのですが、悪い日になるとそれはそれは大変です。

なぜ売れないんだ。

バカ!役立たず!!使えない!!!

と、随分シンプルに書いていますが、実際はもっと長文で陰湿な感じです。

そんなメッセージが他の社員も含むグループLINEで飛んできます。

なので、売上報告の送信を送った後は既読数や返信がどう来るか、いつも緊張していました。

というのも、上司から報告のメッセージが来たら返信しなければいけません。

了解。だけの時もあれば、どう返して良いかわからない質問が来る時もありました。

出社してから意図を確認しようと既読のままにしておけば、

なぜ返信しない。と追撃が飛んできます。

褒められることはありませんでしたが常に怯えていました。

そのため、いつも報告に時間が掛かり、その後のやり取りで

出張先から帰宅出来ず、自腹でカプセルホテルに宿泊なんていうことも多々ありました。

もちろん社会人ですから、上司からどんなに酷い仕打ちを受けていようが、返信するのは当然と思います。

ただ、上司は相手を選んでいましたので、自分は目を付けられていたのです。

周囲も気づいてはいるものの、反論できる者もいないので、耐えるしかない日々が続いていきました。

第2位 会議でのハラスメント

これは1位のSNSでのようなやり取りを実際に面と向かってされる状況です。

週次ミーティング、月次ミーティング等々、皆さんの会社でも色々な会議が開かれていると思います。

その中で、特定の人がターゲットとされ、集中攻撃を受けるというものです。

提出したレポートに『バカ!』や後輩のレポートに

『お前がコメントするな!』と書かれたり。。。

と口頭のみならず、提出物でも執拗に責められます。

そのうち、だんだん発言する気力を失い、会議でも空気と化していきました。

すると、トドメを刺すように

『会議で発言しないなら、お前はもう出るな!!』

大激怒され、私は負の連鎖から抜け出せなくなっていってしまいました。

確かに発言しないで出席するなら意味はないですが。もうそういう精神状況ではなかったです。

とはいえ、会議に出なければ業務放棄と見られるでしょう。とにかく耐えるしかありませんでした。

第3位 365日 の電話対応 ファントムバイブレーション症候群

私は本部職で採用されているため、規則上は、土・日・祝日休みとなっていました。

ですが、実際の店舗は逆に集客が見込めますので営業しています。

客商売のトラブルは日常茶飯事で、販売した商品に不備があった、商品が盗難被害にあった、

レジの売上金額が合わない、店舗スタッフトラブル等、

年中無休で対応をしなければならないのが暗黙のルールとなっていました。

もちろん休日対応をしたからといって賃金は発生せず、電話がかかって出られれば良いですが、

折り返しとなればその電話代は通信費は自己負担でした。

名ばかりリーダーの私へ相談を求める電話は各店スタッフからきました。

権限を与えられている訳ではありません。

その為、店舗から相談が入る度、部長にお伺いを立てる必要があります。

またそこで相当な神経を遣います。入念にスタッフからの情報を聞き出し、指示を仰ぐ訳ですが

納得してもらえない時には、再度店舗に確認し、部長に連絡。その結論を店舗に伝えます。

電話代が辛かったのは置いておいて、この連絡作業は苦痛でした。

基本怒られるのです。

店舗では、怒っているお客様と接して細かく情報を収集出来ていない時もあります。

基本的には又聞きとなるので細かいニュアンスを汲み取るのが困難な状況も多々ありました。

クレームに対しては迅速な対応が良いと日頃から指導を受けている割には、

お客様を待たせた状態で報告の内容についての説教が入ってしまい、

店舗から不信感を抱かれてしまうこともありました。

こういったやり取りで休日が潰れてしまうことは常態化していました。

車を運転中も着信があれば、路肩に停めて通話、映画鑑賞中も抜け出して通話。

携帯を忘れたり、充電を忘れたりした時は恐怖でしかありませんでした。

そして、携帯が鳴っていると思ってポケットから出すと気のせいだった。

という機会が多くなり、自分が

幻想振動症候群(ファントムバイブレーション症候群)であることを知りました。

幻想振動症候群(げんそうしんどうしょうこうぐん)またはファントム振動症候群(ファントムしんどうしょうこうぐん)は、携帯電話などのバイブレーション機能による着信通知を日頃から気にかけている人が、着信がないにもかかわらず、携帯電話が振動したかのように錯覚する現象。振動に対して脳が過敏に反応することで起こるとされる。原因として、心的ストレスとの関連性が指摘されている。ファントム・バイブレーション・シンドローム(ファントム・ヴァイブレイション・シンドローム、phantom vibration syndrome : PVS)、ファントムバイブレーション症候群ともいう。

引用元:wikipedia

まとめ

鬱病を発症した私が辛かったブラック企業体験ベスト3は以下の通りです。

  • 1位 SNSによるハラスメント
  • 2位 会議でのハラスメント
  • 3位 365日 の電話対応 ファントムバイブレーション症候群

もうかなり過去の話となっていますから、自分の中で消化出来ています。

こういった経験があったからこそ、人の気持ちに寄り添う大切さもわかりました。

ただ、できるなら経験して欲しくないですね。

さいごに

適度なストレスによって人は成長することもあります。

自分自身の否を認めなければいけない時もあります。

まじめな人ほど、受け止め過ぎてしまうこともあるでしょう。

ですが、自分の体や心を壊してしまっては仕方ありません。

環境に慣れてしまうと、転職も面倒になってしまうだけでなく

辞めるといったら何を言われるかわからない方もいると思います。

冷静に考えて自分に得られるものも少ないのであれば

仕事から離れるのも有効な手段です。

繰り返しになりますが、自分を大切にすることを忘れずに。

仕事はお金を稼ぐ手段であることももちろんですが、人生を豊かにするものでもあります。

今勤めている会社がいつ傾くかもわかりません。

自分で自分を守る準備をしておく、未来のビジョンを描くことは悪いことではありません。

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