ブラック企業の定義
今世の中が働き方改革を進めている中、余計に耳にすることが多くなったブラック企業。
自分の勤務先はブラック企業なんじゃないのか。と心配になる方も多くいると思います。
または、友人や周囲からブラック企業話を聞いて、私の会社はどうなのかと気になっている方、
そもそもブラック企業とは何なのかについて具体例を用いて解説していきます。
そもそもブラック企業とは何をもってそうと判断されるのでしょうか。
これまで数社転職してきている私の実体験も踏まえて紹介していきます。
ブラック企業の定義
ブラック企業の定義について簡単にまとめました。
ブラック企業(ブラックきぎょう、(和製英語で造語)またはブラック会社(ブラックがいしゃ)とは違法行為、不法行為、脱法行為などにより従業員に無給の残業・朝残業などの不当な労働を強制したりパワハラなど人権を踏みにじったり心身を傷つける行為を日常的に行っている企業もしくはそのような行為を行ってる社員を放置、黙認している企業のことである。
引用元:wikipedia
違法行為とは、労働者に対してですから、つまり主には労働基準法に反しているということですね。
近年ではブラック企業にフォーカスしたテレビの放送やネットの掲示板やSNSで、自分の勤めている会社はブラックだ!と公開する方もいます。
政府は働き方改革を推進していることもありますが、何より、あるある・共感でブラック企業というフレーズは当たり前のように使われています。
ブラック企業で働いていると感じる具体例
数社の転職を経験している私の自己体験も含めて考えると、ダントツはサービス残業だと思います。
多くの会社が始業から終業までの時間、就業時間って決まっていますよね。
例えば、8:00から業務開始で17:00で業務終了。これが定時時間です。
ですが、5時ぴったりに仕事を終えて帰れる人はそう多くありません。
それ以降も仕事をする場合は、残業代が発生するわけです。
しかし、会社が残業代は払わない。でも、上司は帰れとは指示しない。
残って仕事をしているとわかっていても黙認している。
やっていられない。と社員が帰ると、
終わっていないのに帰るのか。
あいつはやる気がない。
と罵声や陰口を言われる。
日本の企業の多くで 早く帰る=仕事をしていない。仕事が少ない。というイメージが横行していますね。
ホワイト企業は存在するのか
ブラック企業の反義語はホワイト企業となります。わかりやすいですね。
結論から言ってしまうと存在していないと思っています。
限りなくホワイトに近い企業は、中には存在するのかもしれません。
ですが、私は未だにそういった会社を知りません。
というのも、ホワイト企業を目指している経営者もたくさん知っています。
働き方改革をして行こうとしている上司や仲間もたくさんもいますが、簡単ではありません。
それは理想と現実のギャップと、過去から続く伝統が多く影響しています。
あとは視点です。ホワイト企業は存在するかは別記事で書いていく予定です。
明らかなブラック企業に就職してしまったら
企業は採用活動において、当然ですが、良い面を全面に押し出して人材を獲得していこうとします。
求職者が面接で採用を勝ち取るために自分を良くアピールするのと同じですね。
いろいろと情報を調べても入ってみるまで、働いてみるまではわかりません。
もしかしたら深い絶望感に襲われるかもしれませんが、すぐに大騒ぎせず冷静になりましょう。
取り敢えずは今の会社にいることのメリット・デメリットを整理することをおすすめします。
焦って転職してしまうと同じような失敗を繰り返してしまう可能性が高いからです。
まとめ
この記事ではブラック企業の定義について簡単に説明してきました。
- ブラック企業とは不当な労働を強要したり、ハラスメントが横行している会社のこと
- 早く帰る=仕事がないという古典的な体質の会社は多い
- ホワイト企業は存在はないと言っても過言ではない
- ブラック企業に入ってしまっても焦って転職しない
さいごに
数社を渡り歩いた私の経験からすると、自分に合う会社というのは必ず存在しています。
会社が良くても、上司に恵まれないといったこともあるでしょう。
いろいろな相談を受けていると、何もそこまでして合わない会社にしがみつかなくても
と思う事が多々あります。
時には諦めてしまうことも自分を守る手段になります。
理想を求めつつ、適度に自分も許しつつ、心のバランスをとって進んでいきましょう。
きっとあなたらしい働き方は見つかります。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
・ブラック企業の定義
・ブラック企業で働いていると感じる具体例
・ホワイト企業は存在するのか
・明らかなブラック企業に就職してしまったら